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すべてが夢で、目が覚めてゴキブリだったら、どうするか

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thanh262k / Pixabay

もし、次の瞬間に目が覚めて、今の世界が夢だったらどうしますか?

 

「朝よ、起きなさい!!」

「あとちょっと。あと5分寝かせて」

 

その次の瞬間はこんなやりとりをしてたらどうしましょうか。

 

今、横にいると思ってた人は、実は夢の中の住人で、目の前にあるガッチリとした机はぐにゃぐにゃに柔らかいかもしれません。

 

あのカフカ作「変身」の様に、目が覚めたらゴキブリだったらどうでしょう。

 

本当に今見てる世界は本物なのでしょうか。

 

ふとした瞬間、私はそんなことを、思います。

 

そんなことを真面目に言ったら、友人に「頭、大丈夫?」「まだ中二病みたいなこと言ってるの?」なんて言われてしまうかもしれません。

 

でも、私は大人になったからこそ、強くこの事をを意識しています。

 

大貧民(大富豪)というトランプゲームでは、4枚同じ数字のカードを集めると革命といって、ルールが大きく変わります。強いカードが、弱くなり、弱いカードが強くなるのです。

 

大貧民のように、大きくルールが変わる事が、突然起きるかもしれません。

 

こんなことを思ったのには訳があります。

L'Arc~en~CielのボーカルのHYDEさんが色弱であると知ったときです。

 

HYDEさんがこの病気だということは、ファンの間では有名な話です。彼は絵を描くのが好きで、絵を描いて生計を立てたいと考えてました。専門学校にも通い、本格的に絵の勉強をしてたときに、自分が色弱だと理解したそうです。

 

色弱について簡単に説明すると、赤だと思っている色が、実際は緑にように見えてしまう病気で、フィルターを通して世界が見えているような状態です。絵で食べていきたいと考えている人にとって、色彩感覚が人と違うのは、大きな障害になります。そこでHYDEさんは絵で食べていくという道を諦めざるを得ませんでした。

 

HYDEさんは、自分が赤と思っていた世界が、人と違うことを大人になってから知りました。

 

自分が見えていた世界は、他の人が見ている世界と違ったって、どんな感覚なのでしょうか。

 

今まで見えてた、今までそう思ってたことが、大きく変わるって、どんな感じなのでしょうか。

 

HYDEさんの場合は、色弱という病気のせいで世界観が変わっただけでなく、夢を諦めなくてはなりませんでした。この色彩感覚が他の人と違ったという感覚の違いは、人生をも変える影響力を持っていました。

病気のように大きな変化をもたらすものもありますが、感覚が大きく変わることは誰でも直ぐに起こり得る事だと思います。

 

私は、中学校卒業後に高校に行って、そして卒業しました。

私と同じ様に、高校の進学について疑問を持たず、そのまま卒業した人は少なくないでしょう。

これも、無意識に作り出していたルールだと、気づかせてくれた友人がいました。

 

彼女はバイオリンを作りたいと、イタリアでバイオリン工房に弟子入りすることを夢見ています。私が驚いたのは、彼女は高校の卒業を待たず、バイオリン作りになる為の勉強をスタートさせたということです。

 

「よく高校を中退して、夢を追いかけはじめたね」と質問すると、

 

「イタリアにいってもバイオリン作りとして一人前になるには時間がかかります。高校の卒業を待つ時間なんてありませんよ」と答えてくれました。

 

彼女は学校を退学した後も、日本で忙しくしています。イタリアに行くまで、日本でもやることはたくさんあるそうです。音楽の勉強に、語学の勉強。彼女の勢いは目を見張るものがあります。

 

私はいつから、夢を追いかけるのは高校を卒業してから、なんて思ってたのでしょうか。

 

彼女の夢を叶えるには、学科として高校数学ⅢCの単位は必要ないし、高校卒業という資格も必要ありません。大学受験も必要ありません。それを習得する時間があるのならば、語学や楽器のことを勉強した方が、夢に直結するでしょう。

 

夢を追いかけるために、高校を中退する。

 

こんなことを、高校生活を送っている中で、思い描いた人がどれほどいるでしょうか。

私の周りには、夢を持っている人はいても、中退するという選択をした人はいませんでした。

 

もし私の様に無意識に高校は卒業しなければならないものと考えていたのなら、あなたも勝手に自分のルールに囚われていたのかもしれません。

 

この様に、勝手に作ったルールはたくさんあるのではないかと思います。

そしてそのルールによって自分の行動が無意識に制限されている事も多いと感じます。

 

だから、そのルールの一つが、いきなり変わる様な出来事があったのならば、私が見えている世界が大きく変わる可能性があると思うのです。

 

今、目の前にある硬い机が、次の瞬間グニャッて柔らかくなることは、ないかもしれませんが、飛べないと思っていた車が宙に浮くことはあるかもしれません。

 

明日目が覚めたら、ゴキブリになっていることはないかもしれませんが、ありえないと思っていたことが、数年後技術の進化で当たり前になっている事はあるかもしれません。

 

まさかと思っていても、ルールは進化し続けるでしょう。

 

このルールが変わることに対する感情は人それぞれだと思いますが、私は変化を楽しみたいと思います。

 

もし、自分の中でルールが変わってしまったのなら、全く昔のままでいることはできないでしょう。だって、新しいルールの可能性に気づいてしまうのですから。

元に戻れないなら、変化を楽しめる自分でありたいと私は思います。

 

皆さんは、今の世界が幻と思えるような変化があったら、どうしますか。

変化をどう感じますか。変化をどう受け止めるでしょうか。

 

大人だからこそ、意識を向けてみてはいかがでしょうか。

 

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